サンウルブズ 山中亮平 良さも悪さも出た初戦「分かっていながらやってしまった」

[ 2017年2月25日 20:25 ]

スーパーラグビー第1節   サンウルブズ17-83ハリケーンズ ( 2017年2月25日    秩父宮 )

 サンウルブズの山中亮平(28=神戸製鋼)にとっては良さも悪さも出た初戦になった。昨季のスーパーラグビー王者ハリケーンズとの開幕戦に後半3分から途中出場。トライにつながるパスカットが2回があった反面、金正奎のトライを呼ぶなど再三の突破で存在感を見せた。

 「フィフティーフィフティーのプレーをやってはダメと分かっていながらやってしまった。ニュージーランド、強い相手というのは関係なく、自分から仕掛けて力が通用したのは良かった」

 股の下からのパスをインターセプトされた後半18分の不用意なプレーを特に反省しつつも、アウトサイドセンターでスーパーラグビーのピッチに立ったことには手応えを感じていた。

 「13番はやったことがないが、できないことはない」

 試合4日前に緊急招集されて、いきなりベンチ入りした。トップリーグ終了後はトレーニング量を落としていたために、この日は「あまり走っていなかったのでしんどかった」と運動量に課題が残った。

 凡ミスとビッグプレーの諸刃の剣を抱える神戸のファンタジスタ。ニュージーランド勢でも簡単に止められない突破力に天秤が傾けば、狼軍団を救う存在になる。

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2017年2月25日のニュース