NBAトレード期限 大物選手は動かず ギブソン、サンダーに移籍

[ 2017年2月24日 16:48 ]

サンダーにトレードされたブルズのギブソン(AP)
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 NBAブルズはトレード期限となった23日、チームの生え抜きで8季目を迎えていたフォワードのタージ・ギブソン(31歳)をサンダーに放出。シューターのダグ・マクダーモット(25歳)とドラフト2巡目指名権も併せて譲渡し、サンダーからガードのキャメロン・ペイン(22歳)、アンソニー・モロー(31歳)、そしてフォワード兼センターのジョフリー・ラバーン(25歳)の3選手を獲得した。

 ギブソンは今季55試合に出場して11・6得点、7・0リバウンドをマーク。今オフにはFAとなるため本人は再びブルズに戻ることを希望している。

 一方、マーベリクスは先発の主戦ガードだったデロン・ウィリアムス(32歳)を解雇。同選手を巡っては古巣ジャズへのトレードが噂されていたが商談は成立しなかった。ウィリアムスはウェーバー明けにキャバリアーズとの契約を希望。司令塔不足に悩むキャバリアーズにとっては貴重な戦力補強になりそうだ。

 マーベリクスはさらに76ersとのトレードを成立させており、センターのアンドリュー・ボーガット(32歳)とガードのジャスティン・アンダーソン(23歳)を交換要員にして76ersのセンター兼フォワード、ナーレンズ・ノエル(22歳)を獲得。2メートル11のノエルは今季8・9得点をマークしているが、チーム内には同じポジションにジョエル・エンビード(22歳)とジャーリル・オカフォー(21歳)がおり、今後は出場機会が減っていくと見込まれていた。

 ナゲッツはドラフト2巡目指名権との交換でバックスの控えセンターだったロイ・ヒバート(30歳)を獲得。なおブルズのジミー・バトラー(27歳)、ニックスのデリック・ローズ(28歳)とカーメロ・アンソニー(32歳)、ペイサーズのポール・ジョージ(26歳)といった球宴を経験している大物選手の移籍は締切り日にはなかった。

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2017年2月24日のニュース