ブダペスト 24年夏季五輪招致断念 異例取り下げ4都市目

[ 2017年2月24日 05:30 ]

 24年夏季五輪の開催地に立候補していたハンガリーの首都ブダペストが22日に招致を断念した。

 有権者の56%が反対しており、オルバン首相は「反対派が背後で招致を批判し、当初の結束は崩れた」と苦渋の決断を迫られた。既にハンブルク(ドイツ)が住民投票、ローマ(イタリア)が財政難を理由に撤退した経緯があり、市民の反対で“米国代表”の座を返上したボストンを含めると、4都市が立候補を取り下げるという異例の事態となった。この結果、9月のIOC総会(ペルー)での開催都市決定はパリ(フランス)とロサンゼルス(米国)の一騎打ちとなったが、両都市とも国のバックアックを受けられるか不安を残している。

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2017年2月24日のニュース