伊調、松山で未経験の小中学生ら指導「世界に出て活躍してくれたら」

[ 2017年2月18日 17:20 ]

小中学生らにタックルの説明をする伊調馨
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 リオデジャネイロ五輪レスリング女子で五輪4連覇を果たした伊調馨(32)が18日、松山市で愛媛県内の未経験の小中学生ら約60人を指導し「将来レスリングで世界に出て活躍してくれたらうれしい」と期待を語った。

 ウオーミングアップを兼ねた2人一組で互いの足を踏み合うゲームには、小中学生が歓声を上げて取り組んでいた。タックルの練習では、伊調が身ぶりを交えて説明し「ナイスタックル」と声を掛けていた。

 愛媛県東温市、中学1年豊岡杏菜さん(13)は「やったことのない動きがたくさんあった。レスリングは階級に分かれていて体格がハンディになりにくいのが良い」と話した。

 練習の合間、リオ五輪の金メダルを首に掛けて取材に応じた伊調は「未経験でも一生懸命な姿が印象的。練習の仕方に正解はないが自分がやってきたことを伝えたい」と指導への意欲を見せた。

 2020年東京五輪については「自分が選手という立場は考えにくい」とした。

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2017年2月18日のニュース