三原が女子SP4位 ノーミス66・51点 四大陸選手権開幕

[ 2017年2月16日 21:43 ]

女子SPで演技を終え、ガッツポースする三原舞依
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 フィギュアスケートの平昌五輪プレ大会となる四大陸選手権が16日、韓国・江陵で開幕し、女子ショートプログラム(SP)は全日本選手権3位の三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が66・51点で日本勢ではトップの4位につけた。

 初出場の三原は冒頭の連続3回転ジャンプを成功させると、最後の3回転フリップもきっちりと決め、ほぼノーミス。演技を終えるとガッツポーズを見せ、66・51点をマークした。

 左股関節の疲労骨折で欠場の宮原に代わって出場した本郷理華(20=邦和スポーツランド)は冒頭の連続3回転ジャンプで最初の3回転フリップが2回転となるなど、59・16点にとどまり、9位だった。

 昨年の全日本選手権2位の樋口新葉(16=日本橋女学館高)は冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)で着氷が乱れ、後半に組み込んだ連続3回転ジャンプで転倒。ミスが響き、58・83点と得点が伸びず、10位と出遅れた。

 ガブリエル・デールマン(19=カナダ)が68・25点で首位発進した。

 平昌五輪の出場枠は今年3月29日に開幕する世界選手権で争う。同選手権に3人出場する男女の日本は、上位2人の順位合計が13以内なら最大の3枠を獲得。14〜28だと2枠。女子は06年トリノ、10年バンクーバー、14年ソチと五輪3大会連続で3枠を確保している。

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2017年2月16日のニュース