羽生ノーミスへ万全予行 ジャンプ全て決め早くも観客大歓声

[ 2017年2月16日 05:30 ]

公式練習で調整する羽生結弦
Photo By 共同

 フィギュアスケートの平昌五輪プレ大会となる四大陸選手権は16日に韓国・江陵で開幕する。17日に男子ショートプログラム(SP)を控える羽生結弦(22=ANA)は公式練習2日目の15日、メインリンクでSPの曲「レッツ・ゴー・クレイジー」をかけて滑り、ジャンプ全てをきれいに決めた。今季初のノーミスの演技へ向けて、万全の予行演習を行った。

 午前中のサブリンクの練習では高難度の4回転ループが失敗続きだった。だが、午後に行われたメインリンクでの練習では復調。4回転ループ、4回転サルコー―3回転トーループ、トリプルアクセルを次々と成功させ、早くも観客の大歓声を浴びた。

 ANAの城田憲子監督は「朝はジャンプの軸が傾いていたけれど、真っすぐになった。教科書通り」と修正したジャンプに手応えを示した。インフルエンザで12月の全日本選手権を欠場し、2カ月ぶりの復帰戦となるが、ブライアン・オーサー・コーチは「いい練習だった。体調も問題ない。安定感が出てきた」と太鼓判を押した。

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2017年2月16日のニュース