錦織、逆転で初戦突破!“アウェー”で世界50位に苦戦も8強入り

[ 2017年2月16日 11:23 ]

シングルス2回戦でサーブする錦織圭
Photo By ゲッティ=共同

 男子テニスのアルゼンチン・オープンは15日(日本時間16日)、ブエノスアイレスで行われ、シングルス第1シードで世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は初戦の2回戦で世界50位のディエゴ・シュウォーツマン(24=アルゼンチン)と対戦し、5―7、6―2、6―2で逆転勝利。8強入りを決めた。

 5年ぶりの同大会出場となった錦織は、初対戦となる地元のシュウォーツマンを相手に第1セットの第1ゲームをいきなりブレークする幸先良いスタート。しかし第6ゲームをブレークバックされると、5―6の第12ゲームではドロップショット失敗、ネットとミスが相次いでブレークを許し、第1セットを先取された。

 第2セットは調子を取り戻した錦織が第5、7ゲームをブレークするなど5ゲームを連取。6―2でものにし、勝負はファイナルセットへともつれ込んだ。第3セットは第2ゲームでミスが出てブレークされたが、直後にブレークバック。途中で両脚のマッサージを受ける場面もあったが、第5ゲームをブレークして勢いに乗るとそのまま押し切って勝利をつかんだ。

 4連覇中だったメンフィス・オープンを回避し、あえて選んだクレーの大会。錦織は格下の相手に苦戦したものの、地力の差を見せて2セットを連取し逆転で今季クレー初戦を白星で飾った。

 ▼錦織圭の話 (暑くて)厳しいコンディションだった。アウェーの雰囲気も感じた。第1セットは相手がいいプレーをしたが、第2セット以降は自分もリターンを攻めていけた。

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