羽生、4回転ループなどミスなし演技で調整 四大陸選手権16日開幕

[ 2017年2月15日 18:16 ]

四大陸フィギュア公式練習で調整する羽生結弦
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 フィギュアスケートの四大陸選手権は来年の平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねて韓国の江陵アイスアリーナで16日に開幕し、女子ショートプログラム(SP)などが行われる。日本勢は15日、公式練習で調整し、2014年ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(ANA)が17日に行われるSPの曲をかけて冒頭の4回転ループを鮮やかに決めるなど、ほぼミスのない演技を披露した。

 今季の全日本選手権王者の宇野昌磨(中京大)はフリーに入れる初挑戦の4回転ループを精力的に跳び、会場で初練習の田中刑事(倉敷芸術科学大)は不調だった4回転サルコーの修正に努めた。

 宮原知子(関大)がけがで欠場した女子は17歳の三原舞依(神戸ポートアイランドク)が好調を維持し、ジャンプの成功率が高かった。16歳の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)は高難度のルッツ―トーループの2連続3回転を入念に確認し、宮原の代替出場となる本郷理華(邦和スポーツランド)はジャンプの練習に余念がなかった。(共同)

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2017年2月15日のニュース