稀勢 家族団らんより稽古 前日に茨城凱旋も実家戻らず

[ 2017年2月11日 05:30 ]

田子ノ浦部屋で軽めの稽古を行った稀勢の里
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 大相撲の新横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)は東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で約1時間、汗を流した。小結・高安が稽古休みだったため土俵には入らず、基本運動が中心。入念に四股を踏んだあとは、足を開いて腰を下ろすスクワットをふだんより多めに行った。「(股関節強化は)柔軟性というか鍛える上で大事。意識することは大事」と説明した。

 前日(9日)は横綱昇進後初めて地元茨城に凱旋し、茨城県庁、牛久市役所でのイベントに参加。18日に牛久市で予定されているパレードの打ち合わせなども行ったが、牛久市にある実家には戻らなかった。「泊まっても落ち着かない」と家族団らんよりも横綱の名を汚さないよう精進することに集中している。

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2017年2月11日のニュース