アテネ五輪体操男子団体金の冨田氏、20年への期待語る「素晴らしさ感じて」

[ 2017年2月8日 16:03 ]

江東区観光協会賀詞交歓会でスピーチを行う冨田洋之氏
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 2004年アテネ五輪男子体操団体総合の金メダリストで、現在は順大・スポーツ健康科学部助教として教鞭を執りながら、国際体操連盟技術委員を務める冨田洋之氏(36)が7日、東京・江東区内で行われた江東区観光協会「平成29年新年賀詞交歓会」にゲストスピーカーとして出演した。

 冨田氏はアテネ五輪体操団体金メダルのほか、種目別平行棒で銀メダル、08年北京五輪男子体操団体総合で銀メダルを獲得。そして、国内外の大会で数多くの優勝経験を持つ日本体操界のレジェンドとして、その活躍は語り継がれている。

 賀詞交歓会が行われた江東区は、20年の東京オリンピック・パラリンピックで多くの競技開催と、競技会場の計画がある中、体操も有明体操競技場での開催が決定しており、冨田氏からのスピーチに注目が集まった。

 冨田氏は「選手やコーチたちは20年に向けて熱を入れて練習、指導に励んでいることと思います。体操競技は有明に現在建設中の体操競技場が行われると聞いておりますが、どんな素晴らしい会場となるか今から楽しみです。体操会場ができることで、今後、子どもたちに少しでも体操に触れられる機会を設けて、体操の素晴らしさ、楽しさを感じていただければと思います。そして、体操界のレガシーとして未来につながっていってほしいです」と、20年に向けての期待と体操界の将来に向けての希望について熱く話した。

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