ロシア8月世界陸上の出場絶望的 ドーピング資格停止解除見送り

[ 2017年2月8日 05:30 ]

 国際陸連は6日、フランスのカップダイユで理事会を開き、国ぐるみのドーピングで資格停止中のロシア陸連の処分解除を昨年12月に続いて見送った。世界反ドーピング機関(WADA)がロシア反ドーピング機関(RUSADA)の再認定を判断する11月まで資格回復は厳しいとの見通しも示され、チームとしての世界選手権(8月・ロンドン)出場は絶望的となった。

 潔白の証明など国際陸連が提示している条件を満たせば、個人資格での出場は認められる。6日時点で35選手が「中立の選手」としての国際大会出場を申請。15歳以下の選手に限り、全面的に国際大会出場を認める決定も下した。

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2017年2月8日のニュース