道銀が準決勝敗退 小笠原、4度目五輪逃し涙

[ 2017年2月5日 05:30 ]

カーリング全農日本選手権第6日   北海道銀行4―8中部電力 ( 2017年2月4日    長野県軽井沢アイスパーク )

女子準決勝で中部電力に敗れ、肩を落とす北海道銀行・小笠原(右)
Photo By 共同

 14年ソチ五輪で日本勢史上最高に並ぶ5位入賞にけん引した小笠原(北海道銀行)の4度目の五輪出場が消えた。中部電力を相手にした準決勝。2点を追う第9エンドでスキップの小笠原が投じた2投はともにハウス手前のガードに当たるミスとなった。2点を許し、ギブアップの握手を求め「いい形でフィニッシュできなかった」と涙をこらえられなかった。

 38歳は試合後に自身の進退に関しては「最高のチームでできた。これからどうなるか考えていない」と明言を避けた一方で「私たちがやることで日本のカーリング界に刺激を与えられるのであれば光栄です」と現役続行への含みも持たせた。

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2017年2月5日のニュース