A東京逃げ切り 攻守の要退団影響?4点差に危機感

[ 2017年2月5日 05:30 ]

Bリーグ第19節第1日 ( 2017年2月4日 )

A東京―名古屋D 第4クオーター、シュートを放つA東京・ギャレット
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 東地区首位のA東京は名古屋Dを90―86で振り切り、27勝6敗とした。名古屋Dは20勝15敗。A東京はディアンテ・ギャレット(28)の個人技や正中岳城(32)の勝負強い働きが光った。中地区首位の川崎は琉球に79―55で快勝し、リーグ最速で30勝(5敗)に到達。西地区トップの三河は新潟に91―74で勝ち、25勝8敗とした。滋賀は秋田に84―61で勝ち、連敗を11で止めた。

 A東京は攻守の要だった2メートル5のギレンウォーターがチームの風紀を乱したとして契約を解除し、迎えた最初の試合だった。4点差で辛くも勝ちを拾った伊藤監督は真っ先に危機感を口にし「チームは厳しい状況にある。心配を掛けて申し訳ない」とファンに謝罪した。初代王者を目指す上でギレンウォーターの退団は大きな痛手。主将の正中は「長いシーズン、しんどいことや、つらいことがある。お互いを高め合っていくしかない」と言い聞かせた。

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2017年2月5日のニュース