石田 W杯距離3位!日本勢最高タイ 09年以来2度目表彰台

[ 2017年2月5日 05:30 ]

距離複合女子で3位になり、表彰台に上がる石田正子
Photo By 共同

 2018年平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねたノルディックスキーのW杯距離は4日、平昌でクラシカル走法とフリー走法で半分ずつ滑る距離複合が行われ、女子(15キロ)で石田正子(36=JR北海道)が45分9秒5で距離の日本勢過去最高に並ぶ3位に入った。36歳の石田は09年3月に30キロクラシカルで3位となって以来自身2度目の表彰台で、距離複合では日本勢初。男子(30キロ)の吉田圭伸(30=自衛隊)も1時間19分36秒7で自己最高の6位に入った。

 石田は得意のクラシカル走法の前半で2位を争い、フリー走法の後半は上りが得意な前の米国選手に食らい付き、後続の追い上げをかわして3位を死守。8年ぶりのW杯の表彰台に、レース後は開口一番「久々すぎて」と苦笑いした。今回は欧州の上位選手が不在とはいえ「とりあえず良かった」と充実感を漂わせた。

 下旬には強豪が顔をそろえる世界選手権が開幕する。「これから大事な大会がある。そこでどれくらい結果を出せるか」と気を引き締めていた。

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2017年2月5日のニュース