女王LS北見、開幕4連勝 マリリン30歳 復調で安定感

[ 2017年2月1日 05:30 ]

女子1次リーグの札幌学院大戦でショットを放つLS北見の本橋(中央)
Photo By 共同

 カーリングの全農日本選手権第2日は31日に1次リーグが行われ、女子で連覇を狙うLS北見は8―3でチーム東京を退け、札幌学院大には7―6で競り勝って開幕4連勝とした。昨年2位の富士急と、中部電力も無傷の4勝目。北海道銀行は青森県協会に勝って2勝1敗とした。男子は世界選手権代表(4月、カナダ)で大会最多5連覇に挑むSC軽井沢クがチーム北見を9―5で、岡山CAを11―3で下し、唯一4戦全勝とした。昨年2位のチーム東京は2連敗で1勝3敗となった。大会は2018年平昌冬季五輪代表選考会を兼ねている。

 大会連覇、初の五輪代表を目指すLS北見が開幕から4試合を無敗で終えた。五輪に2度出場した30歳の本橋の復調がチームに安定感を与えている。産休明けは控えに回り、昨年11月のパシフィック・アジア選手権の3位決定戦から氷上に復帰。スキップを補佐するサードを務める。「年を重ねた分、心が揺れなくなった」と本橋。小野寺コーチは「経験があるからピンチでも落ち着いている。サードがいいとスキップも楽に投げられる」と太鼓判を押した。

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2017年2月1日のニュース