ウィザーズ５連勝　ディビジョン首位に浮上、ビール奮闘２８得点

[ 2017年2月1日 16:18 ]

　ＮＢＡは３１日に各地で６試合を行い、ウィザーズは地元ワシントンＤＣでニックスを１１７―１０１（前半５９―５４）で下し、５連勝を飾って２８勝２０敗。ホークスと同じ成績ながら対戦成績（２勝１敗）で上まわって東地区サウスウエストの首位に立った。

　この日はブラドリー・ビール（２３歳）が２８得点、ジョン・ウォール（２６歳）は１５得点と１０アシストを稼ぐなど両ガードが奮闘。チームはホームで１５連勝を飾り、１月を１２勝４敗で乗り切ってついにディビジョン１位に浮上した。

　ニックスは２１勝２９敗。カーメロ・アンソニー（３２歳）は２６得点を稼いだが、１月は５勝１２敗と不完全燃焼に終わった。

　スパーズは地元サンアントニオでサンダーに１０８―９４（前半５２―４２）で勝って３７勝１１敗。カワイ・レナード（２５歳）が第４Ｑでの１２得点を含めて３６得点をたたき出し、３試合ぶりに白星をもぎとった。レナードはこれで７７試合連続で２ケタ得点を記録。ジョージ・ガービンが保持するチーム記録（４０６試合連続＝７８年１１月１２日〜８３年１２月１６日）にはまだ遠いが、０２年から０３年シーズンにかけてティム・ダンカンがマークした９１試合には徐々に近づいている。

　なお指揮官としてはスパーズ一筋のグレグ・ポポビッチ監督（６８歳）は通算１１２６勝目。ジャズのジェリー・スローン元監督が保持している単一チームの歴代最多勝利記録（１１２７勝）にあと「１勝」と迫ってきた。

　敗れたサンダーは２８勝２１敗。一時１８点差をつけられながら第３Ｑに６９―６８と逆転したがその勢いを維持できなかった。ラッセル・ウエストブルック（２８歳）は２７得点と６リバウンド、１４アシストをマークしたが、勝負どころの第４Ｑは無得点。流れを変えることができなかった。

　ラプターズは地元トロントで延長の末にペリカンズを１０８―１０６（前半４６―６０、延長１２―１０）で振り切って３０勝１９敗。デマー・デローザン（２７歳）は足首の故障で欠場したが、カイル・ラウリー（３０歳）が３３得点と１０アシストを挙げ、延長の残り４・３秒には決勝のジャンプシュートを成功させた。

　ペリカンズは１９勝３０敗。ジュルー・ホリデー（２６歳）が３０得点、球宴の西軍先発メンバーに選出されているアンソニー・デービス（２３歳）は１８得点と１７リバウンドを稼いだが、このカードでは３連敗を喫した。

　＜その他の結果＞

ロケッツ（３６勝１６敗）１０５―８３キングス（１９勝３０敗）、トレイルブレイザーズ（２２勝２８敗）１１５―９８ホーネッツ（２３勝２６敗）、レイカーズ（１７勝３４敗）１２０―１１６ナゲッツ（２１勝２６敗）

　＜２日のテレビ中継＞

ウォリアーズ―ホーネッツ

ＷＯＷＯＷライブ　１２時３０分〜