空手プレミアL個人形Vの消防士・大野 東京切符へ闘志に火

[ 2017年2月1日 05:30 ]

プレミアリーグ第1戦・パリ大会でメダルを獲得した大野ひかる(下段右)ら空手日本代表
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 20年東京五輪の追加種目に決まった空手の日本代表が31日、プレミアリーグ第1戦・パリ大会から羽田着の航空機で帰国した。

 日本勢は5個の金メダルを獲得。女子個人形で優勝した大野ひかる(24=大分市消防局)は「今までは団体での出場だったが、個人でもらったチャンスをものにすることができてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 同種目世界選手権2連覇中の“空手界の綾瀬はるか”こと清水希容(23=ミキハウス)との代表争いが濃厚の東京五輪へ「(清水とは)お互い刺激になる。個人でしっかりと金メダルを獲りたい」と意識は高い。

 現役消防士という異色の肩書を持つ。空手の練習もあるため現在は車両管理などの事務職に就くが「有事の際は現場でサポートする。男性社会でもあるので厳しい。みんなが家族のような信頼関係がないといけない仕事」と本業を説明した。

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2017年2月1日のニュース