ボルトの北京リレー金剥奪 日本の銅、銀に繰り上げも

[ 2017年1月26日 00:31 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は25日、2008年北京五輪で、ジャマイカのウサイン・ボルトらが獲得した陸上男子400メートルリレーの金メダルを剥奪すると発表した。ジャマイカのリレーメンバーだったネスタ・カーターが、同五輪のドーピング再検査で禁止薬物に陽性反応を示して失格となったため。

 IOCによると、ジャマイカは今後、処分に対する不服申し立ての権利がある。処分が確定すれば、同種目で銅メダルを獲得した塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治の日本が銀メダル、2位のトリニダード・トバゴが金メダルに繰り上がる。

 ボルトは08年北京五輪から16年リオデジャネイロ五輪まで3大会連続で100メートル、200メートルと400メートルリレーの短距離3冠を達成したが、この処分で通算9個の金メダルが一つ減る。

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2017年1月25日のニュース