全国のウルトラマラソンが連携・協力 世界遺産、ジオパークを発信

[ 2017年1月25日 20:29 ]

坂本雄次氏(右端)とウルトラマラソンシリーズに連携・協力する大会開催地の首長たち
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 全国各地でマラソン大会が数多く行われる中、フルマラソンを卒業し、次なる目標として100キロウルトラマラソンを楽しむ市民ランナーが増えている。そんな中、魅力ある大会を国内外へ伝え、文化遺産や自然遺産の素晴らしさをマラソンを通じて発信することを目的に25日、「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ・ジオパークシリーズ」が設立された。

 世界遺産シリーズには「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」(山梨県富士吉田市)、「飛騨高山ウルトラマラソン」(岐阜県高山市)、「日光100kmウルトラマラソン」(栃木県日光市)、「白山白川郷100kmウルトラマラソン」(石川県白山市、岐阜県白川村)の4大会、「ジオパークシリーズ」には「白山白川郷100kmウルトラマラソン」、「歴史街道丹後100kmウルトラマラソン」(京都府京丹後市)の2大会が趣旨に賛同し、今後同じ目的で連携・協力することになった。

 ランナーズ・ウェルネスの代表取締役社長で、24時間テレビのマラソントレーナーとしてもおなじみ、大会プロデューサーを務める坂本雄次氏は「我々が取り組む100キロウルトラマラソンは、競技マラソンというより市民マラソンです。本日ご紹介する2つのシリーズは私たちが手掛けるウルトラマラソンの大会で、コースに世界遺産や無形文化遺産、ジオパークを有すること定義となっています。ウルトラマラソンの認識、知名度を上げること、世界遺産が持つ魅力、自然遺産であるジオパークの存在と魅力をランニングという中で紹介できないかと思っていました」と、設立の意義について話した。

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2017年1月25日のニュース