長野3年ぶり最多更新7度目V!アンカー上野 逆転し涙

[ 2017年1月23日 05:30 ]

3年ぶり7度目の優勝を果たした長野のアンカー・上野裕一郎
Photo By 共同

 第22回全国都道府県対抗男子駅伝は22日、広島市平和記念公園前発着で7区間、48キロで行われ、長野が2時間19分9秒で3年ぶりの栄冠に輝き、最多の優勝回数を7に伸ばした。長野は4位でたすきを受けた4区の本間(佐久長聖高)が区間1位の走りで首位に立ち、5区の名取(佐久長聖高)も区間賞の快走で続いた。6区で福岡にいったんトップを譲ったが、アンカーの上野(DeNA)が逆転した。福岡が19秒差の2位。昨年優勝の愛知が3位に入り、4位に京都が続いた。

 長野が最多記録を更新する7度目の優勝を飾った。6区を終えて2位。首位と2秒差でたすきを受けたアンカーの上野は「行けると思った」。トップを奪うと、じわじわと差を広げて、最後は19秒差をつけた。「10度目(の出場)でゴールテープを切れた幸せは、支えてくれた皆さんのおかげ」と涙を浮かべた。勝因は高校生の力走だ。4区で、全国高校駅伝で2位に入った佐久長聖高の本間が4位からトップに順位を上げた。5区でも高校の先輩の名取が区間賞の快走で続いた。駅伝王国の強さを見せつけた形になった。

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2017年1月23日のニュース