蒼国来 33歳13日で初技能賞!史上4番目の年長記録

[ 2017年1月23日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2017年1月22日    両国国技館 )

三賞に輝いた左から殊勲賞・貴ノ岩、敢闘賞・高安、技能賞・蒼国来、御嶽海
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 初場所の三賞選考委員会が開かれ、西前頭10枚目で2桁勝利の蒼国来は初の技能賞を獲得した。西前頭筆頭で2横綱2大関を撃破した御嶽海も初の技能賞。殊勲賞は14日目に白鵬を破り、稀勢の里の初優勝が決まる初金星を挙げた東前頭10枚目の貴ノ岩が初受賞。東小結で2横綱3大関を倒した高安が4度目の敢闘賞を獲得した。

 四つ相撲が評価されて技能賞を獲得した蒼国来は貴ノ岩を冷静に引き落とし、12勝目を挙げた。33歳13日で初の三賞受賞は板井を抜いて史上4番目の年長記録。これまでは幕内で9勝が最高成績だっただけに「12番も勝てると思わなかった」と本人も驚きの様子。来場所は自身初めて横綱大関と総当たりとなる地位まで番付が上がることが確実で「立ち合いを強化したい。まわしを取ったらなんとかなるので」と成長を誓った。

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2017年1月23日のニュース