フェデラー 90分で圧勝、錦織戦へ「準備はできている。楽しみ」

[ 2017年1月20日 22:54 ]

ベルディハを下し4回戦に進出したフェデラー(AP)
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 テニスの4大大会第1戦、全豪オープン第5日が20日、オーストラリア・メルボルンで行われ、男子シングルス3回戦で世界17位のロジャー・フェデラー(35=スイス)は、同10位のトマーシュ・ベルディハ(31=チェコ)に6―2、6―4、6―4でわずか90分で圧倒した。

 左膝のケガで昨季後半戦を欠場したとはいえ、復帰戦となる今大会は順調に勝ち上がっている。試金石となる上位シードのベルディハとの試合も難なく乗り越えた。コート上のインタビューでは8歳年下の錦織を「ナイスキッド」と呼びつつ、「準備はできている。自分はずっと圭のテニスのファンなんだ」と語った。

 試合後の会見でも「圭は素晴らしいバックハンドを持っている。それをストレートやクロスに打ち込んでいくプレーが大好きなんだ。第2サーブに対するリターンは見事で、動きも素早い。試合が進むごとに手がつけられなくなる」と錦織のプレーを高く評価。「自分にとっては大きなテストになる。今日の試合とは違ってサーブばかりでなく、もっとラリーが続くだろう。コートが早いからボールのコントロールは難しいが、いずれにしろ楽しみな試合になる」と笑顔を浮かべた。

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2017年1月20日のニュース