ウィザーズ4連勝 ウォール29得点13A、苦手な敵地で貴重な白星

[ 2017年1月20日 17:08 ]

ニックス戦で29得点をマークしたウィザーズのウォール(AP)
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 NBAは19日に各地で5試合を行い、ウィザーズは敵地ニューヨークでニックスに113―110(前半66―67)で競り勝って4連勝で23勝19敗。ジョン・ウォール(26歳)が29得点と13アシストをマークし、1点をリードして迎えた第4Qの残り13秒にはスティールから速攻に持ち込んでとどめのダンクを決めた。

 ウィザーズは地元ワシントンDCでは18勝6敗だがロードでは今季18戦で5勝目。苦手の敵地で貴重な白星をもぎとった。

 ニックスは19勝25敗。カーメロ・アンソニー(32歳)が第2Qの25得点を含めて34得点を稼いだが、110―111で迎えた残り18秒には左ベースライン際からのジャンプシュートを失敗。アンソニーは16日のホークス戦でも勝ち越せたはずのシュートを外しており、実績のあるベテランながら土壇場でのシュートミスが目立っている。

 スパーズは地元サンアントニオでナゲッツを118―104(前半59―55)で退けて33勝9敗。先発予定だったパウ・ガソル(36歳)が試合前のウォームアップの際、チームメートと接触して左手の薬指を骨折して出場不能となるアクシデントがあったが、カワイ・レナード(25歳)が34得点を挙げて窮地をしのいだ。左脚を痛めているガードのトニー・パーカー(34歳)も欠場したが、代役となった新人ディジョンテ・マーリー(20歳)が自己最多の24得点を稼ぐ大活躍。グレグ・ポポビッチ監督(68歳)が今季初めて退場となるというハプニングもあったが、なんとか白星を確保した。

 ナゲッツの連勝は3で止まって17勝24敗。ニコラ・ヨキッチ(21歳)が自己最多の35得点をたたき出したが、スパーズの総合力に屈する結果となった。

 ブレイク・グリフィン(27歳)に続いてクリス・ポール(31歳)も故障で戦列を離れたクリッパーズは地元ロサンゼルスでティンバーウルブスに101―104(前半51―44)で敗れて連勝は7でストップ。新年になって初黒星を喫した。

 ポールの代役、オースティン・リバース(24歳)は20得点、センターのディアンドレ・ジョーダン(28歳)は29得点と16リバウンドを挙げたものの苦杯。大詰めでゲームをコントロールできなかった。

 ティンバーウルブスは29勝15敗。カールアンソニー・タウンズ(21歳)が37得点、アンドリュー・ウィギンス(21歳)が27得点を記録するなど新人王経験者2人の活躍でロードの連敗を6でくい止めた。

 <その他の結果>

キャバリアーズ(30勝11敗)118―103サンズ(13勝29敗)、ヒート(13勝30敗)99―95マーベリクス(14勝28敗)

 <21日のテレビ中継>

ロケッツ―ウォリアーズ

WOWOWプライム 9時45分〜

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