阪神大震災の日に生まれた新十両・照強、黒星も終盤戦での勝ち越し誓う

[ 2017年1月17日 16:24 ]

大相撲初場所10日目 ( 2017年1月17日    両国国技館 )

琴恵光に寄り倒しで敗れた照強
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 新十両の照強は琴恵光に寄り倒されて5勝5敗となった。阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日に生まれて復興とともに歩み、この日が22歳の誕生日。入門以来、過去のバースデーは3勝無敗だったが、この日初めて敗れた。

 「勝てれば一番よかったけど。相撲はよかった。電車道でいっきにもっていかれたわけじゃないし。来年は幕内でとりたい」と気持ちを切り替えた。

 この日の朝稽古後には部屋の土俵で黙祷した照強。鎮魂の気持ちを力にかえて、終盤の土俵に勝ち越しをかける。

 宇良は阿武咲に突き倒されて3敗目を喫した。相手の突きをまともにくらい「めちゃくちゃ強かった。回り込めない感じ」と脱帽していた。

 優勝争いは2敗を守った徳勝龍と大栄翔が首位を走っている。

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2017年1月17日のニュース