ラグビー日本選手権とTLプレーオフ統合へ 優勝チームがTL王者に

[ 2017年1月13日 05:30 ]

昨年の日本選手権で優勝したパナソニック
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 日本ラグビー協会が来季の日本選手権をトップリーグ(TL)上位4チームによるプレーオフと兼ねて行う方式で検討していることが12日、分かった。

 優勝チームがTL王者にもなる。18日の日本協会理事会で決まる見通し。日本協会は、代表強化を目的として参戦を決めたスーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズの活動期間を確保するために国内大会の開催方法の変更や日程短縮などを進めている。日本選手権は既に来季から大学の出場枠を撤廃する方向で検討していた。

 来季のTLは16チームで争い、上位4チームが日本選手権を兼ねたトーナメント方式のプレーオフに進む。下位チームも順位決定戦を行う。

 日本選手権は社会人と大学が一発勝負で対戦する大会として定着していたが、両者の実力差の拡大により、近年は複数チームによるトーナメント方式で行われていた。昨季はW杯が開催されたことなどから19季ぶりの一発勝負で争われた。今季はTL上位3チームと大学王者の4チームにより、21日に1回戦、29日に決勝が行われる。

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2017年1月13日のニュース