平幕では佐田の海、蒼国来、貴ノ岩の3人が無敗守る

[ 2017年1月13日 05:30 ]

大相撲初場所5日目 ( 2017年1月12日    両国国技館 )

 平幕では無傷の3人が続けて登場し、3人とも無敗を守った。最初に登場した佐田の海は攻める姿勢が顕著だった。左を差すと、右上手が取れずとも休まず前へ出て、錦木を寄り切った。

 「イチかバチか、でした」と、勝負どころを逃さない勝負勘がさえている。これで幕内に入ってから、初めて初日からの5連勝だ。次に土俵に上がった蒼国来は千代大龍をじっくり料理。左下手を取って少しずつ体勢を整えて下手出し投げ。持病の腰痛が先場所から「痛くなくなった」と地道なリハビリが好結果を生んでいるようだ。貴ノ岩も強烈なかち上げで相手を起こしておいてのはたき込みで完勝。「ちゃんと当たれた。引き締めていきたい」と中盤を見据えた。

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2017年1月13日のニュース