宇良 脅威の粘り腰で豊響を破り4連勝 単独トップに

[ 2017年1月11日 17:01 ]

大相撲初場所4日目 ( 2017年1月11日    両国国技館 )

 十両の宇良が、脅威の粘り腰で豊響を破り4連勝で単独トップに立った。 豊響の圧力で、あっというまに土俵際。しかし、ここからアクロバット相撲を展開した。胸への強烈な突きを、体を大きくのけぞらせて“宇良バウワー”でしのぐ。琴奨菊の「琴バウワー」ばりの反り方だ。 上がダメならと、豊響は腹をめがけて両手突き。すると宇良は腹を後方にひっこめて圧力を避け、そこから逆襲し、最後は渡し込みで攻めきった。

 館内の大歓声とは対照的に、宇良は「残れてよかった」と淡々。4連勝にも「序盤なんで」と笑顔はなかった。

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2017年1月11日のニュース