高梨沙羅 3連勝で今季5勝目!W杯通算最多にあと4

[ 2017年1月9日 01:54 ]

1回目に124メートルを飛んで首位に立った高梨沙羅
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は8日、ドイツのオーベルストドルフで個人第6戦(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、高梨沙羅(20=クラレ)が合計263・0点で優勝、3連勝で今季5勝目、通算49勝目を挙げた。

 雪が降り続く中での競技。積雪のため、ランディングバーンが荒れ、1回目は残り5人がゲートを2段階下げられ、直前に飛んだ伊藤有希(22=土屋ホーム)は108メートルと飛距離を伸ばせなかったが、高梨は124メートルを飛んで首位に。2回目は129メートルの大ジャンプで2位との差を28・9点と広げて楽々と優勝を決めた。これで今季はW杯6戦で5勝、通算では49勝とし、通算最多の男子のシュリーレンツァウアー(オーストリア)の53勝に、あと4と迫った。

 1回目12位と出遅れた伊藤は2回目に128メートルを飛んで合計223・6点で4位に食い込み、勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は204・7点で11位、岩渕香里(23=北野建設)は合計185・8点で14位だった。

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