上越総合技術 国体準Vの星城粉砕 最大5点差から一気

[ 2017年1月5日 05:30 ]

春高バレー第1日   上越総合技術2―1星城 ( 2017年1月4日    東京体育館 )

上越総合技術―星城 第2セット、スパイクを放つ上越総合技術・新井
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 「第69回全日本バレーボール高校選手権大会」が開幕し、男子の上越総合技術は、インターハイ4強で国体準優勝の星城(愛知)に、2―1で競り勝った。女子の長岡商は大和南(神奈川)に0―2のストレート負けを喫し、1回戦で涙をのんだ。男子の上越総合技術は5日、インターハイ王者の駿台学園(東京)と2回戦を戦う。

 1―1で迎えた最終第3セット。中盤まで相手に主導権を握られながらも、試合をひっくり返す原動力となったのはやはり、エース・新井雄大主将(3年)だった。

 「みんながつないでくれたので、気力で打ちました」。最大5点を追いかける展開から16―17と1点差に詰め寄ると、そこから新井が本領を発揮した。強力なスパイクで2連続得点を奪って逆転。相手の1点を挟んだあとにさらに新井が2連続で決めると、最後の25点目も自ら奪って相手を粉砕した。「追い上げムードだったので、一気にいこうと思った」と新井。その言葉通り、中村晴人(3年)もブロックで相手の反撃を止めるなどチームは流れに乗り、逆転後は一度も追いつかれることなく強豪相手に勝ち切った。

 ただ、これでも本来の力ではない。新井は「本当にチームのみんなに助けられた。自分の調子は正直いまいちでした。ミスもあったし、拾われたボールもあった。(点数は)50点くらいです」とはにかむ。奪われた第1セットはサーブミスなどで精彩を欠き、流れに乗りきれなかった。それでも、「最後は決めるしかなかった」と力を振り絞って思い切りボールを叩いた。

 新井は「全体的に身長が高かった」と1メートル90台の選手を複数人擁する相手を警戒していたが、「自分も高さには自信がある」。最大の持ち味である最高到達点3メートル50(今大会最高)を誇る高さは、その相手を上回り、圧倒した。きょう5日は、インターハイ、国体をともに制し、3冠を狙う駿台学園(東京)が相手。「悔いなく終われるように、全力でやりたい」と新井。強豪を倒したことでさらに増した自信を武器に、王者の前に立ちはだかるつもりだ。

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