東海大仰星6トライ完勝 初先発の庄司が奮闘

[ 2017年1月4日 05:30 ]

第96回全国高校ラグビー   東海大仰星40―12東京 ( 2017年1月3日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<東海大仰星・東京>後半25分、東海大仰星・根塚が相手をジャンプでかわして、中央にトライ
Photo By スポニチ

 前回覇者の東海大仰星が勢いに乗る東京を退けた。序盤は競り合ったが、次第に本領発揮し6トライでの快勝。湯浅監督は「まずは4強まで来た。選手に感謝したい」と息をついた。

 指揮官の期待に応えたのが、今大会初先発となったロック庄司だ。前半3分はゴール前のラックから1メートル80、100キロの巨体で2人を押しのけて先制トライ。14―7の同20分にもモールからボールを持ち込んでトライを奪い「絶対にチームを引っ張ろう、体を張ろうと決めていた」。下級生育成の方針でこれまでの2試合で控えに回ったうっ憤を一気に吐き出した。

 連覇まであと2勝。準決勝の相手は昨年の決勝で破った桐蔭学園だが、庄司は「今年は勢いのチーム」ときっぱり。返り討ちへの自信をチラつかせた。

続きを表示

2017年1月4日のニュース