【箱根駅伝8区】青学大が首位独走 2位に5分32秒差 下田2年連続区間賞

[ 2017年1月3日 11:03 ]

第93回箱根駅伝8区(平塚中継所~戸塚中継所)21・4キロ ( 2017年1月3日 )

<箱根駅伝8区茅ヶ崎>富士山を背に走る青学大・下田
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 前区7区で2位・早大に差を詰められた青学大だったが、昨年8区区間賞の下田裕太(3年)が今年も順調な走り。2位に5分32秒の差をつけ、9区の池田生成(4年)へタスキをつないだ。

 田村は、昨年の歴代3位となる好タイムを上回るペースで快走を続け、2位との差を徐々に広げた。残り3キロで原監督の指示に手を挙げて答えるなど、終始落ち着いた走りを披露。終盤、ペースが落ち、97年に古田哲弘(山梨学院大)がマークした区間記録の1時間4分5秒には届かなかったものの、昨年と同タイムの1時間4分21秒を記録し、2年連続で区間賞を獲得した。

 3位・東洋大はトップと6分38秒、4位の神奈川大は6分44秒差。

 シード権(10位以内)争いもし烈に。10位・帝京大と54秒差の11位でタスキをつないだ東海大は、春日千速(3年)が快走。18キロ付近で前を行く宇佐美聖也(4年)に追いつくと9位の駒大に16秒差まで詰め、10位で川端千都(3年)へとタスキリレー。その2秒後に帝京大が続いた。

 青学大・下田の話 監督から最初は「ゆっくり行け」と言われていたのですが、区間新(更新)というのが頭の中にあって、少し早いペースで入りすぎてしまった。足に来てから風も気になり始めてかなりのペースダウンになった。15キロまで攻めながらラストで動かないのは完全に力不足だったと感じたので、また次につながるかなと思う。

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2017年1月3日のニュース