川内 世界陸上への収穫土産に帰国 ロンドンで本番コース試走

[ 2017年1月3日 10:43 ]

帰国した川内
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 昨年12月4日の福岡国際マラソンで2時間9分11秒で日本人トップの3位に入り、来年8月の世界選手権代表の有力候補となっている川内優輝(29=埼玉県庁)が3日、英国・ロンドンの本番コースの試走を終え、成田空港に帰国した。

 年末の30日から年明けの1日まで3日連続で試走を行ったという川内は「フラットなコースかと思っていたが、意外と緩やかな坂や急なカーブがあった。テムズ川沿いなどフラットで高速になりそうな部分とテクニカルな部分の両方がある」となどとコースの印象を語った。また、本番を見据えてロンドン市内も探索。「地下鉄の乗り方も分かりましたし、カレー屋さんも見つけました。スーパーマーケットの位置が把握できたのも大きい。事前の練習で移動するためにレンタサイクルを借りるというのもありかなと思いました」と大いに収穫があったことを明かした。

 川内はロンドンの世界選手権を日本代表として走る最後のレースと決めている。「最後と言ったからにはメダルを狙いたい」。新年早々からモチベーションは高まっており、2017年一発目のレースは「1月8日の長崎、壱岐の島の新春マラソンに出ます」と宣言した。

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2017年1月3日のニュース