ブルズ・バトラーが大車輪!今季自己最多の52得点で白星導く

[ 2017年1月3日 15:56 ]

ホーネッツ戦で52得点をマークしたブルズのバトラー(AP)
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 NBAは2日に各地で8試合を行い、ブルズは地元シカゴでホーネッツに118―111(前半58―57)で競り勝って17勝18敗。ジミー・バトラー(27歳)が今季自己最多の52得点をたたき出してチームを引っ張った。ラスト4分だけで17得点を稼ぎ、今季87・7%の成功率を誇るフリースローは22本中21本成功。自己記録にあと1得点と迫る大活躍で12リバウンドと3スティールも記録するなど、左膝を痛めて欠場したドウェイン・ウェイド(34歳)の穴を1人で埋めるスーパー・パフォーマンスだった。

 ただしガードのライジョン・ロンド(30歳)は2試合連続でプレータイムなし。すでに放出を志願していると報じられており、開幕時に期待された“三本柱”のうち一本が抜けてしまう可能性が出てきた。

 ホーネッツは19勝16敗。ケンバ・ウォーカー(26歳)が34得点と今季自己最多の11リバウンドをマークしたが連敗を喫した。

 ロケッツは地元ヒューストンでウィザーズを101―91(前半41―53)で退けて5連勝で27勝9敗。第1Qで14―29と出遅れながら、第3Qを37―17と圧倒して試合をひっくり返した。12月31日のニックス戦で53得点、16リバウンド、17アシストをマークしたジェームズ・ハーデン(27歳)は23得点、10リバウンド、10アシスト。各部門の数字は縮小したが2試合連続、今季9回目のトリプルダブルを達成した。ベンチから出たエリック・ゴードン(28歳)も6本の3点シュートなどで31得点をマーク。12月は15勝2敗で乗り切ったが、1月も白星を2つ並べた。

 ウィザーズは16勝17敗。ジョン・ウォール(26歳)が18得点、11アシスト、ブラドリー・ビール(23歳)が27得点を稼いだものの、チームの連勝は3で止まって勝率が再び5割を切った。

 ジャズは敵地ブルックリンでネッツを101―89(前半50―52)で下して22勝13敗。第3Qまでは同点だったが第4Qで31―19と引き離して4連勝を飾った。ゴードン・ヘイワード(26歳)が30得点を記録すれば、センターのルディー・ゴベール(24歳)も15得点、16リバウンドと地力を発揮。サンダーがバックスに敗れたために、ジャズは西地区ノースウエストで単独首位に立った。

 ネッツは8勝25敗。トレバー・ブッカー(29歳)が17得点と15リバウンドをマークしたが、チームは3連敗となった。

 ウォリアーズは地元オークランドでナゲッツを127―119(前半68―64)で退けて3連勝で30勝一番乗り(5敗)。ホームでは8連勝となった。

 ドレイモンド・グリーン(26歳)は残り29秒に最後のリバウンドを記録し、15得点、10リバウンド、13アシストで今季2回目のトリプルダブル。クレイ・トンプソン(26歳)は25得点、ステファン・カリー(28歳)は22得点、ケビン・デュラント(28歳)は21得点をマークした。

 ウォリアーズは計33アシストを記録。30アシスト以上は3試合連続で今季24回目(リーグ最多)となった。

 ナゲッツは14勝20敗。ニコラ・ヨキッチ(21歳)とウィルソン・チャンドラー(29歳)の21得点を含め、出場9人中6人が2ケタ得点を挙げたものの敗れた。

 クリッパーズは地元ロサンゼルスでサンズを109―98(前半64―58)で下して23勝14敗。クリス・ポール(31歳)とブレイク・グリフィン(27歳)を故障で欠く布陣だが、J・J・レディック(32歳)が22得点を稼ぎ、チームの連敗は6で止まった。

 サンズは10勝25敗。残り1分で6点差まで急追したが、ここでデビン・ブッカー(20歳)がリングにぶら下がってテクニカル・ファウルを宣告され、追い上げムードに水を差した。

 <その他の結果>

バックス(17勝16敗)98―94サンダー(21勝14敗)、キャバリアーズ(26勝7敗)90―82ペリカンズ(14勝22敗)、マジック(16勝20敗)115―103ニックス(16勝18敗)

 <4日のテレビ中継>

スパーズ ―ラプターズ

WOWOWライブ 10時30〜

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