【箱根駅伝3区】3連覇へ青学大がトップ 秋山が2年連続の区間賞

[ 2017年1月2日 11:15 ]

<箱根駅伝往路>2区・一色恭志からたすきを受け取り駆け出す青学大・秋山雄飛(右)
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 第93回箱根駅伝の3区(神奈川・戸塚中継所〜平塚中継所)は21・4キロ。38秒差の2位でたすきを受けた青学大・秋山雄飛(4年)が13キロ付近で神奈川大・越川堅(1年)をとらえてトップに立ち、そのまま1位でたすきをつないだ。秋山が1時間3分3秒で2年連続の区間賞を獲得した。

 序盤は1位でたすきを受けた神奈川大・越川が快走。38秒差の2位でたすきを受けた青学大・秋山は5・4キロ付近で28秒差と少しずつ差を詰め、早大の主将・平和真(4年)も3位に順位を上げて追走する。

 10キロを通過して、神奈川大と青学大の差は15秒。秋山は「腕を振ってリズム良く走れ」という原監督のアドバイスに従って力走。13キロ付近で越川をとらえて先頭に立った。越川も離されまいと懸命に食らいつくも、18キロ付近で39秒差と差が広がった。

 青学大が1位。1分22秒差の2位が早大。さらに8秒差の3位が神奈川大。東洋大が4位、駒大が5位でたすきをつないだ。

 ▼青学大・秋山雄飛の話 (2位でたすきを受け)約40秒差で前が見えなかったが、最初から飛ばすとバテてしまうので、意識から消していた。昨年のタイムより40秒遅かったので悔しかったが、区間賞はうれしい。4区でもっと差を広げてほしい。

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2017年1月2日のニュース