同大 FWに体格差と当たりの強さで圧倒される

[ 2017年1月2日 22:22 ]

第53回全国大学選手権準決勝   同大12―74東海大 ( 2017年1月2日    秩父宮 )

 同大は守勢に回るとなすすべがなかった。東海大のFWに体格差と当たりの強さで圧倒された。スクラムは崩壊し、モールも止められなかった。セットプレーで押されてNo.8タタフに決められる形でズルズルと失点を重ねた。タタフには5トライを許した。

 4強に残った中で唯一、留学生を入れない“和製チーム”で11大会ぶりの準決勝に進んだものの、東海大との力の差は歴然だった。立ち上がりに立て続けにミスが出て、前半15分までに3トライを喫したことも誤算だった。

 大敗したとはいえ、山神孝志監督は前を向く。これまでの“打倒・関東”という広いテーマから、東海大、帝京大という大型2チームに的を絞って強化していくスタンスを示した。

 「スピードを突き詰めていくしかない」

 攻撃も守りも速さが信条。1人で劣るなら2人で。その上で数的不利を作らない機動力を身につける。スピードでパワーに対抗するラグビーを完成かせる。

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2017年1月2日のニュース