ロケッツ4連勝 ハーデン 今季8回目のトリプルダブルを達成

[ 2017年1月1日 16:12 ]

ロケッツのハーデン(13)がゴールを狙う(AP)
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 NBAは12月31日に各地で6試合を行い、ロケッツのジェームズ・ハーデン(27歳)が地元ヒューストンでのニックス戦で自己最多の53得点と16リバウンド、17アシストをマーク。今季8回目のトリプルダブルを達成して129―122(前半69―55)での勝利に貢献した。

 ロケッツは4連勝で26勝9敗。ハーデンはフィールドゴールを26本中14本、3点シュートは16本中自己最多の9本、フリースローは18本中16本を成功させて自身4回目の50得点以上を記録した。

 トリプルダブル達成時と得点としてはウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)と並ぶ歴代最多記録。50得点+15リバウンド+15アシストを1試合ですべてクリアしたのはハーデンが史上初めてとなった。

 ニックスは4連敗で16勝17敗。ガードのブランドン・ジェニングス(27歳)が今季自己最多の32得点を稼いだが、カーメロ・アンソニー(32歳)は前半で左膝を痛めて後半は欠場した。クリスタプス・ポルジンギス(21歳)はアキレス腱を痛めて欠場。デリック・ローズ(28歳)は21得点だった。

 キャバリアーズは敵地シャーロットでホーネッツを121―109(前半71―59)で退けて25勝7敗。カイリー・アービング(24歳)は右太腿の故障で欠場したが、12月30日に32歳となったレブロン・ジェームズが32得点と9アシスト、ケビン・ラブ(28歳)は28得点、10リバウンドを稼いでチームをけん引した。

 ホーネッツは19勝15敗。ケンバ・ウォーカー(26歳)が37得点をたたき出したが、第1Qでジェームズに17得点を許し、これを最後までひきずる形となった。

 サンダーは地元オクラホマシティーでクリッパーズを114―88(前半69―40)で下して21勝13敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は前半だけで11得点、10リバウンド、12アシストで今季16回目のトリプルダブルを達成し、結局28分の出場で17得点、12リバウンド、14アシストをマークした。

 手首を痛めていたガードのビクター・オラディーポ(24歳)は9試合ぶりに戦列に復帰して15得点。ベンチから出たエネス・キャンター(24歳)も23得点と奮闘した。

 ブレイク・グリフィン(27歳)とクリス・ポール(31歳)が故障でダウンしているクリッパーズは22勝14敗。第1Qで12―33と引き離され、勝機を見いだせないままに6連敗を喫した。

 <その他の結果>

グリズリーズ(22勝14敗)112―98キングス(14勝19敗)、バックス(16勝16敗)116―96ブルズ(16勝18敗)、ジャズ(21勝13敗)91―86サンズ(10勝24敗)

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