中山が引退　競技継続、経済的にも体的にも厳しく…

　そり競技のスケルトン女子で０２年ソルトレークシティー五輪１２位、０６年トリノ五輪１４位だった中山英子（４６＝日新堂製菓）が２６日、競技の第一線を退くことを明らかにした。

　「経済的に（競技を続けることが）無理な状況で、体的にも厳しい。ここで引いた方がいい」と語った。今年は日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の国際大会派遣選手選考基準が不透明として他の女子３選手とともに日本スポーツ仲裁機構に申し立てを行い、１０月に和解が成立。２５日の全日本選手権は３位だった。