宮原が全日本3連覇!15歳・新葉2位、真央3回転半挑戦も転倒12位

[ 2016年12月25日 19:52 ]

全日本選手権で3連覇を達成した宮原(中)、2位の樋口(左)、3位の三原は笑顔で記念撮影
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 フィギュアスケートの全日本選手権最終日が25日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、女子ショートプログラム(SP)で首位の宮原知子(18=関大)がフリーで138・38点をマーク。合計214・87点で大会3連覇を達成した。樋口新葉(15=日本橋女学館高)が130・75点、合計199・49点で2位、三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が132・26点、合計198・17点で3位となった。SP8位の浅田真央(26=中京大)はSPに続き代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦も失敗。フリー114・10点、合計174・42点で12位だった。

 グランプリ(GP)ファイナルで2年連続の2位に入った日本のエース・宮原は冒頭の3回転ループに成功。ルッツ−トーループの連続3回転ジャンプは崩れたが、3回転フリップなど、その後のジャンプはすべてしっかり着氷。フリーでも抜群の安定感を見せた。

 SP8位から巻き返しを狙った浅田は、前日に続き冒頭でトリプルアクセルに挑んだが両足着氷になり転倒。大技成功はならなかった。続く3回転フリップ−3回転ループ、3回転ルッツは着氷。後半、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)−3回転トーループも成功したが、続く3回転サルコーで転倒するなどジャンプの乱れが得点に響いた。

 昨季の世界ジュニア女王で、自己最高のSP4位スタートの本田真凜(15=関大中)はフリー128・59点、合計196・11点で4位。惜しくも表彰台を逃したが健闘した。

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