刑事2位 ミス悔やみ「もっと表現したかった」不満も確実に進化

[ 2016年12月25日 05:30 ]

全日本フィギュア男子フリー ( 2016年12月24日 )

2位に入った田中刑事の演技
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 6度目の全日本で初の表彰台を確保しても、デカに充実感はない。

 田中がフリー2位の163・70点をマークし、国際連盟公認大会の自己ベストを上回る合計249・38点で2位。冒頭の4回転サルコーは決めたが、他のジャンプで失敗するなど会心の演技はできず、「ミスが目立ったし、うれしさは薄れている。一言で言うと耐え切った。もっと表現したかった」と振り返った。

 11月のNHK杯ではGPシリーズ初表彰台となる3位に入った。羽生結弦と同学年の22歳。刑事という名前から、ニックネームは「デカ」だ。きょう25日に発表される世界選手権の代表については「ギリギリのラインだと思う」と冷静に分析したが、18年平(ピョン)昌(チャン)五輪のプレシーズンに、デカは着実に進化を遂げている。

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