ＳＰ首位の無良は後半のジャンプで失速３位「一番悔しい全日本」

華麗な演技を見せる無良
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　男子でＳＰ首位の無良は３位に終わった。初優勝を狙ったフリーでボーナス得点となる後半にジャンプのミスで失速し、氷上で顔をしかめ「力みが出てしまった。今までで一番悔しい全日本になった」と嘆いた。

　序盤に入れた二つの４回転トーループやトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）を決めたが「練習でちょこちょこ出ていたミスが重なった」と疲れが出た後半にジャンプの回転が抜ける場面が相次いだ。

　がっちりした体格から跳ぶ豪快なジャンプに磨きをかけようと体重を絞って臨んだ今季。年末の締めくくりの演技が不十分な出来に終わり「見返してやりたい」と雪辱を誓った。

　▼無良崇人の話　今までで一番悔しい全日本になってしまった。前半は落ち着いていたけど、後半は練習での悪いパターンが出てしまい、最後まで払拭できなかった。