男子は下沢、女子は松本がV 足立フレンドリーマラソン

[ 2016年12月24日 05:30 ]

足立フレンドリーマラソン男子総合優勝の下沢聖哉と女子総合優勝の松本恭子
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第7回足立フレンドリーマラソン大会(スポニチ後援)は23日、東京都足立区の荒川河川敷で7982人がエントリーして行われた。メインのハーフマラソ男子総合は下沢聖哉(22=東京経大)が1時間8分37秒で、同女子総合は松本恭子(45)が1時間18分35秒で優勝した。それぞれ最優秀選手賞としてスポニチ杯が贈られた。

 <ハーフ男子総合 52秒差つけ快勝>気温が19度まで上がる厳しいコンディションの中、下沢が52秒差をつけ快勝した。5キロ地点で「周囲の選手より自分の足が動いている」と判断、トップに立つと、そのまま逃げ切った。「コースが狭いので、早めに先頭に出て場所取りする策が当たった」と会心の笑顔。現在は大学4年で、就職を控える。「勤め先に陸上部がないので、いつか自分で創部するのが夢。その前に学生最後のレースとなる東京マラソンで自己ベストを出したい」と目を輝かせていた。

 <ハーフ女子総合 高温なんの連覇>松本がデッドヒートの末、連覇を果たした。7キロ付近でトップに立ったが、以降は2位の選手と競り合いを続けゴール手前で突き放した。「後方からの重圧が凄かった。最後の5キロは向かい風も加わって、ただ必死に前を見て走るだけだった」と大粒の汗を拭った。想定外の高温でタイムが伸びず、自身が持つ大会記録更新はならなかったが「途中で記録は諦めました。勝てて良かった」とホッとした表情を見せていた。

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2016年12月24日のニュース