美帆 スピードスケート全日本選手権初V 完全制覇は14年ぶり

[ 2016年12月21日 15:21 ]

2002年田畑以来の完全制覇を果たした高木/
Photo By スポニチ

 スピードスケートの全日本選手権最終日が21日、北海道・帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われ、初日2レースを制して首位に立った高木美帆(22=日体大)が1500メートルを1分57秒49、5000メートルを4分8秒22で1位になり、合計162・431点で初の総合優勝を飾った。4種目全てトップの完全制覇は02年大会の田畑真紀以来14年ぶりとなった。

 初戴冠に王手を懸けた最後の5000メートル直前。田畑が4分17秒93をマークした。総合優勝がほぼ確実な状況で、気持ちが緩みがちな中、ベテランの好走に「ピリッ」と引き締まった。迎えた最終レースで計画通りのラップを刻み「自分の中で一番。コントロールできているなと思った」と自画自賛の滑り。表彰台の頂点に立ち「去年より世界に近づいている実感がある」と胸を張った。

続きを表示

2016年12月21日のニュース