キングス 主力のカズンズに罰金、記者に暴言 監督は擁護

[ 2016年12月21日 17:42 ]

罰金処分を科せられながら55得点をマークしたカズンズ(AP)
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 NBAキングスはチームの主力センター、ディマーカス・カズンズ(26歳)に5万ドル(約590万円)の罰金を科した。サクラメント・ビー紙のアンディー・ファリロ記者に対して罵詈雑言を浴びせながら詰め寄ったためで、キングス側は危険な行為だとして異例の罰金処分にふみきった。

 カズンズは自身の実弟のことをファリロ記者がコラムに書いたために激怒したとされており、処分を科されたあとは「言い訳はできない行為。自分のことで周囲に迷惑をかけた」と謝罪。しかしデーブ・イエーガー監督(42歳)は「公正な記事を書いたとは思わない」とサクラメント・ビー紙側への不満も口にした。

 なおカズンズは20日のトレイルブレイザーズ戦で今季自己最多の55得点をマークして勝利(126−121)に貢献。第4Qの残り2分にはマウスピースをはき出したために2度目のテクニカル・ファウルを宣告されて退場処分となったが、3人のレフリーが協議した結果、判定が取り消されてロッカールームからコートに戻った。そして同点で迎えた残り35秒には3点プレーを成立させて122−119。処分と謝罪で始まったこの日の最後には“ヒーロー”となった。

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