リオ金・萩野 来春からプロ転向 内村、ケンブリッジに続き

[ 2016年12月19日 05:30 ]

インタビューで笑顔を見せる競泳の萩野
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 リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(22=東洋大)が、大学卒業後の来春からプロ選手として活動する意向であることが18日、関係者への取材で分かった。スポンサー候補との交渉を進めており、萩野の肖像権を管理している日本水連や日本オリンピック委員会(JOC)とも今後協議する。

 萩野はリオ五輪で200メートル個人メドレーの銀、800メートルリレーの銅と合わせて計3個のメダルを獲得。10月にはプロスイマーの先駆けとして活動している男子平泳ぎで五輪2大会連続2冠に輝いた北島康介氏が社長を務める「インプリント」とマネジメント契約を結んでいた。平井伯昌コーチに指導を仰ぐ練習環境は継続する見通しだ。

 9月には昨年骨折した右肘を再手術し、患部にできた余分な骨を取り除いた。泳げない時期はエアロバイクなどで下半身を強化。12月に入って泳ぎ込みも開始した。来夏の世界選手権(ブダペスト)代表選考が懸かる同4月の日本選手権に照準を合わせており、同大会には「プロスイマー萩野」として出場する予定だ。

 また、リオ五輪メダリストでは体操男子団体総合と個人総合の2冠を成し遂げた内村航平や陸上男子400メートルリレー銀メダルのケンブリッジ飛鳥が、五輪後に従来の所属を離れて、プロ転向を宣言した。

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2016年12月19日のニュース