ロケッツ10連勝 ジェームズ・ハーデンが延長戦でも活躍

[ 2016年12月18日 15:41 ]

28得点をマークしチームの10連勝に貢献したロケッツのジェームズ(AP)
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 NBAは17日に各地で10試合を行い、ロケッツは敵地ミネアポリスで延長の末にティンバーウルブスを111−109(前半44−57、延長16−14)で下し、10連勝で21勝7敗。西地区サウスウエスト首位のスパーズ(21勝5敗)に1ゲーム差まで詰め寄ってきた。

 ジェームズ・ハーデン(27歳)は延長での10得点を含めて28得点。ターンオーバーは7回犯したが、9リバウンドと13アシストも稼いだ。チームの3点シュートは51本中17本成功。28得点のライアン・アンダーソン(28歳)は16本中7本、20得点のエリック・ゴードン(27歳)は10本中4本を成功させた。

 試合は第3Q終了時点で13点を追う展開。残り2分4秒でも81−93と12点差をつけられていた。しかしここからトレバー・アリーザ(31歳)が3点シュートを2本連続で決めて追撃。4日で3試合目というきつい日程だが、粘りに粘って勝利を収めた。

 土壇場でのもろさが目立つティンバーウルブスは7勝19敗。昨季の新人王、カールアンソニー・タウンズ(21歳)は41得点と15リバウンドをマークしたが、チームはここ6戦で5敗目を喫した。

 サンダーのラッセル・ウエストブルック(28歳)は地元オクラホマシティーでのサンズ戦で26得点、11リバウンドと自己最多の22アシストを記録。4試合ぶりに3部門に2ケタの数字を残し、今季13回目(通算50回目)のトリプルダブルを達成した。

 サンダーは114−101(前半54−39)で勝利を収めて16勝11敗。先発シューティング・ガードのビクター・オラディーポ(24歳)を右手首の故障で欠いているが、3試合ぶり白星をもぎとった。

 サンズは8勝19敗。デビン・ブッカー(20歳)が31得点を稼いだが、ウエストブルックを中心とするサンダーのオフェンスを抑えこむことができなかった。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでレイカーズに119−108(前半62−59)で勝って19勝6敗。レブロン・ジェームズ(31歳)が26得点、9アシスト、ケビン・ラブ(28歳)が27得点、17リバウンド、カイリー・アービング(24歳)は21得点と自己最多に並ぶ12アシストをマークするなど、14日のグリズリーズ戦(メンフィス)を休養した主力3人が素晴らしい活躍を見せた。

 レイカーズは16日の76ers戦で連敗を8で止め、この日は第1Qで31−26とリードしたが敗北。ニック・ヤング(31歳)が8本の3点シュートを決めて今季自己最多の32得点を稼いだが第2Q以降、主導権を奪えなかった。

 <その他の結果>

ペイサーズ(14勝14敗)105−90ピストンズ(14勝15敗)、ホーネッツ(15勝13敗)107−99ホークス(13勝14敗)、ナゲッツ(11勝16敗)127−114ニックス(14勝13敗)、ウォリアーズ(24勝4敗)135−90トレイルブレイザーズ(13勝16敗)

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