女性審判枠設置 来年全日本選手権から 連盟理事会決定

[ 2016年12月16日 05:30 ]

 全日本柔道連盟は理事会で、来年4月の全日本選手権から女性審判枠を設けることを決めた。

 体重無差別で柔道日本一を決める国内最高峰の大会はこれまで15人の男性審判員を投票などで選考してきたが、新規定では12人の男性が投票で決まり、3人の女性審判員は全柔連の審判委員会選考審査部会が会議で選考する。これに伴い7段以上とされてきた段位の条件も廃止する。また入れ墨のある高校生以下の選手について、全国高校総体など主要11大会への参加を禁止することを決めた。18年3月までは移行期間とし、テーピングや包帯で隠せば出場できる。

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2016年12月16日のニュース