ロケッツ 2年ぶり8連勝、ハーデン今季5回目のトリプルダブル

[ 2016年12月15日 16:06 ]

トリプルダブルで勝利に貢献したロケッツのハーデン(13)=AP
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 NBAは14日に各地で10試合を行い、ロケッツは地元ヒューストンでキングスを132−98(前半64−43)で下して19勝7敗。第3Q終了時点で35点差をつけての圧勝で、2年ぶりに8連勝を飾った。

 ジェームズ・ハーデン(27歳)は第3Qまでに15得点、11リバウンド、14アシストを記録。今季5回目のトリプルダブルを達成し、アキーム・オラジュワンが保持しているチームの通算最多記録(14回)に並んだ。

 22得点のライアン・アンダーソン(28歳)は3点シュートを7本中4本、17得点のトレバー・アリーザ(31歳)は7本中5本成功。チームの3点シュートは合計で42本中22本も決まり、成功率は52・4%という好成績だった。

 得点ランクで3位につけているセンターのディマーカス・カズンズ(26歳)を休養させたキングスは9勝16敗。ギャレット・テンプル(30歳)の20得点がチーム最多だった。

 ラプターズは敵地フィラデルフィアで76ersに123−114(前半60−54)で勝って4連勝で18勝7敗。デマー・デローザン(27歳)が31得点、カイル・ラウリー(30歳)は20得点を稼ぎ、東地区全体首位のキャバリアーズとのゲーム差は0・5となった。

 連勝していた76ersは6勝19敗。これで2013年12月29日〜14年1月4日以来、3連勝から遠ざかっている。

 レイカーズは敵地ブルックリンでネッツに97−107(前半43−52)で敗れ、8連敗で10勝18敗。7勝17敗となったネッツは、ボヤン・ボグダノビッチ(27歳)が23得点、ブルック・ロペス(28歳)が20得点をマークして3連敗を阻止した。

 クリッパーズは敵地オーランドでマジックに113−108(前半60−51)で競り勝って3連勝で19勝7敗。ガードのオースティン・リバース(24歳)が7本の3点シュートなどで25得点をマークした。

 センターのディアンドレ・ジョーダン(28歳)は22得点と12リバウンドをマーク。マジックは第3Q残り4分から意図的な反則でフリースローに追い込む“ハック攻撃”を仕掛けてきたが、ジョーダンはこの時間帯で16本中11本を成功。結局18本中12本を決め、苦手なフリースローの今季成功率はNBA9季目では自己ベストとなる54・1%に上昇した。

 マジックは11勝16敗。フォワードのアーロン・ゴードン(21歳)が33得点を稼いだが、チームはここ5戦で4敗目を喫した。

 ジャズは地元ソルトレイクシティーでサンダーを109−89(前半55−41)で退け、連勝で16勝10敗。連敗で15勝11敗となったサンダーと入れ替わって西地区ノースウエストの単独首位に立った。

 サンダーのラッセル・ウエストブルック(28歳)は27得点、6リバウンド、5アシスト。3戦連続でトリプルダブルは達成できなかった。

 前日クリーブランドで行われた試合と同一カードとなったメンフィスでのグリズリーズ対キャバリアーズ戦は、地元のグリズリーズが93−85(前半47−36)で勝利を収めて18勝9敗。13日の試合を休養したセンターのマーク・ガソル(31歳)は17得点と11リバウンドをマークした。

 キャバリアーズはレブロン・ジェームズ(31歳)、ケビン・ラブ(28歳)、カイリー・アービング(24歳)の“ビッグ3”を休養させて試合に臨んだが完敗。連勝は5で止まり18勝6敗となった。

 <その他の結果>

ウィザーズ(10勝14敗)109−106ホーネッツ(14勝12敗)、ヒート(9勝17敗)95−89ペイサーズ(13勝13敗)、ピストンズ(14勝13敗)95−85マーベリクス(6勝19敗)、スパーズ(20勝5敗)108−101セルティクス(13勝12敗)

 <16日のテレビ中継>

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