沙羅 W杯序盤4戦3勝 サラなる飛躍へ世界広げる

[ 2016年12月14日 05:30 ]

W杯第4戦で優勝し帰国した高梨
Photo By スポニチ

 ジャンプ女子の高梨が13日、W杯序盤の4戦を終えて成田空港に帰国した。シーズン序盤を4戦3勝と好調なスタートを切り、ニッカネンを抜いて男女を通じて歴代2位となるW杯通算47勝に到達した。今年の漢字を問われると「広」と答え、「いろんなことに興味をもつことでジャンプの結果につながってくることが多かった」と説明した。

 来年以降も視野を広く持ち、より多くの選手やファンとコミュニケーションを取れるようになることが目標だ。現在も試合後のインタビューは懸命に英語で答えているが満足はしていない。「その国の言葉、文化を知ることでもう少しスムーズにコミュニケーションが取れる。その国の言葉を発すると応援する人にも喜んでもらえる」。そこには女子ジャンプを盛り上げようとする第一人者としての責任感もあるようだ。今季のW杯開催国は全8カ国。ロシア、ノルウェー、韓国など言語もさまざま。年明け最初のW杯はドイツ・オーベルストドルフでの開催。まずは「ダンケシェーン」から始めよう。

続きを表示

この記事のフォト

2016年12月14日のニュース