専大の福山が藤島部屋入門 小兵「幕内へ上がれれば」

[ 2016年12月13日 21:42 ]

 専大相撲部の福山聖和(21)=鹿児島県瀬戸内町出身=が13日、川崎市内で記者会見し、大相撲の藤島部屋への入門を発表した。来年3月の春場所で前相撲から初土俵を踏む予定。

 福山は奄美大島で生まれ育ち、172センチ、100キロの小兵。鹿児島商高時代から相手の懐に潜り、後方に反って倒す奇手の「居反り」や投げ技を得意とし、専大4年の9月には全国学生個人体重別選手権100キロ級で3位に入った。会見では「基本は押して前に出たいが、見せる技も出したい。十両、幕内へと上がれれば」と抱負を述べた。

 専大出身で師匠の藤島親方(元大関武双山)は会見に同席し「体は小さいが、非常にいい動きをする。前に出る圧力をつけさせたい」と話した。

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2016年12月13日のニュース