羽生「反省点だらけ」も4回転ループの確率は「上がっている」

[ 2016年12月12日 05:30 ]

フィギュアスケート GPファイナル最終日 ( 2016年12月10日    フランス・マルセイユ )

会見する羽生。左はネイサン・チェン
Photo By スポニチ

 【羽生に聞く】

 ――滑りはどうだった

 「演技自体は満足していないです。最後の最後で失敗してしまったので、すごく印象が悪い。反省点だらけです」

 ――終わった瞬間は

 「穏やかな表情をしていましたけど、すぐ次に向けて考えていました。ケガがあって遅れたという感覚はまったくなくて、実力がないと思いました。ジャンプが跳べなくなると、スケーティングやスピンもおろそかになる」

 ――2つ目の4回転サルコーに問題は

 「練習では跳べているけれど、昨季の世界選手権から後半のサルコーが決まっていない。原因があるはず。サルコーとトーループは自信を持って跳んでいるジャンプなので、どうしていくか考えないといけない」

 ――ループはよくなっている

 「きょうは耐えるジャンプになったけれど、確率は上がっている。ループに対する怖さ、真新しさは落とされてきました」

続きを表示

2016年12月12日のニュース